2016年2月21日日曜日

生きてきた18年の間で見つけた素敵な映画たち 後半

前回の続きです!(^^)!


恋する惑星



これは、オシャレすぎる映画!!!今まで見た映画の中で、一番回数多く見てるかもしれません。数十回は見た////
カメラワークも、映像も、キザなセリフも、フィルターがかかったような映像も、すべてため息ものの、オシャレさ。。。

歌を歌っているような広東語が好きになります。そして演者が有名どころばかり!!
金城武と、トニー・レオンがかっこよすぎる/////// 
これは二話編成になってるんだけど、どちらも好きすぎて、どちらかは選べません。。。


まず一話目について!
別れた彼女の大好物だったパイナップルの缶詰を買い占めて、食べるシーンが本当に好き。。。このときの金城武の顔も、ヘアも、抜けた様なファッションも、すべて好み。。。なんか暗いわけではないけど、詰まった空気感がブルーがかった映像を通して感じられます。

この役柄、キザなんだけど憎めなくて好きです。。。日本語、英語、広東語、北京語を操る姿も見れるのも最高。 彼が金髪の女に会ったときのしつこさもかわいいwww
 
金髪の女がインド人を使って麻薬売買してて、そのシーンのカメラワークが隠し撮りのようなアングルで、緊張感がすごく伝わってきます。

最後の、彼女を忘れるために、グラウンドを走るときの朝特有の湿っぽい冷たさも映像で上手に表現されていて、監督の技術と表現力に脱帽です。


二話目について
これは、フェイウォンはカワイイわ、トニーレオンはかっこいいわ、で、初見時には頭がくらくらします。。。二人とも、広東語の響きも相まってぶっきらぼうに聞こえるんですが、トニーレオンの優しさ。。。トニーレオンが元カノの背中で飛行機で遊んでいるのもツボ。。。
そして彼がフェイウォンのいたずらに気づいていくシーンがワクワクする!!!!
歯磨きのシーンで、歯ブラシで口を拭うのもツボでした。
そして最後のカリフォルニアのシーン。。。言葉遊びというか、ひねくれ具合がかわいい!!!
詳しくは見てからのお楽しみです♡

これは、映画を見て、ロケ地に行きたいと思った数少ない映画の一つです!!香港。。。絶対行く。。。







愛のむきだし



こりゃ、また難しいやつ(^v^) これ、三時間近くあって最初はだらだらしちゃうの覚悟で見たんですけど、おもしろすぎて、すぐ時間が過ぎました!!ただ、これはかなり好き嫌いの差が激しいはず笑 これだけは、3時間使ってでも見たくなる映画です、私にとっては。

まずカオスすぎる。設定も、登場人物も、脈絡も、カオス。
まず、主人公のユウの盗撮シーンから完全に狂いだした。それ以前にもハ?ってなるシーンが多々あったけど、その時点でツッコんでたら、追いつけないです。

説明も、子供の私にはうまくできないのでかなり短くなってしまいますが、日本人として、この映画を手軽に見れるので、一回は見てみてもいいと思います。おもしろい保証はしませんが笑
でも、かなり笑えるし、聖書の朗読の部分では、満島ひかりの演技力がすごいです。泣きました( ;∀;) 
登場人物全てが狂気じみていて、それを演じれているので物凄い演技力が必要だったと思います。特に、安藤サクラが色々な意味でやばい。。。 
やっぱりテレビのドラマとかで出るのは顔の綺麗な女優ばかりだけど、彼女くらい演技力が高いのが本当の演者なんだよなと思わされました。 

これは、私にとって本当に説明が難しいけど好きな映画です。これ見ると、変わっても大丈夫っていう変な自信がつくし、異空間にいる気分を味わえます。




 

中国の植物学者の娘たち



これは、孤児院育ちの女の子が、植物学者のもとに弟子入りして、そこの家の娘さんに惹かれていくっていう話。 裸のシーンが結構あるんだけど、アジア人らしい華奢な体と、グラマラスな体の対比が素晴らしい!!!二人とも凄く綺麗な身体してます。

二人の話す中国語はすごく綺麗で、フランス語に似たような語感です。私にとっては。
言語の美しさに負けず劣らず、自然の描写が綺麗。。。そのまま絵画にできそうなほど。

ストーリーも大好きです。禁断の愛というか、二人で夜に密会しているところとか、お兄さんと踊ってるふりして、二人でじゃれあうとか、かわいい。。。そしてラストシーンもすごくお気に入りです。

最後の二人の哀しさだけではないあの微妙な表情。。。ぜひ、ご自身の目で見て、確かめてみて下さい。

            



リアリティのダンス



今のところ一番、好きな映画です。

ホドロフスキーの作品は、大ファン!!ってほどではないけど、好きです。この映画を見ようと思ったきっかけは、彼の作品だからというより、予告編に一発で魅了されたからです。
詩的な文句と、現実とはかけ離れた様な異様な生活風景。

本作も、とことんカオスです。お母さんがいちいち歌わないと言葉を発せなくて、最初の頃は笑いこらえるのに必死だったんですが(映画館だったので笑)、徐々に違和感を感じなくなりました。それほど、見入ってたんです。

彼の作品全般に共通することですが、奇形の人たちが出ていたり、動物の残酷な描写があったり、人間の汚らわしさが隠すことなく表現されてたりして、初見での拒絶反応は凄いと思います。でも、それも含めて彼の作品の魅力だし、この作品は、彼の作品の中でも一番ストーリーがしっかりしていて、分かりやすい方だと思います。

そして、ホドロフスキー直々の言葉が要所要所に出てきて、難解に見えますが、とても心に響きます。。。特に心が病んでるときに見たらなおさら!


前半、後半、に分けたとき、後半は主に彼の父親の話なんですが、これまた泣ける。。。
これは、巷では、ホドロフスキーの厳格で暴力的であった実の父親を許すためにこの映画を作ったと言われていますが、そう思ってもう一度見ると、余計涙があふれてきます。

言いたいことが溢れすぎてうまくまとめられませんが、もし、見た方がいたら語り合いたいです。。。((+_+)) 






これで以上!!

疲れたからこれでおしまいにします~笑

ちなみにお勧めの映画のブログは、三角絞めでつかまえて です(*^▽^*) よく参考にしてます!

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